6月17日〜18日
興奮冷めやらぬ三宅島ドルフィンツアー
6月16日(金)久しぶりの梅雨の晴れ間、イルカと一緒に泳ごうと竹芝桟橋に集合したチームエアー一行。今回は、船の指定船室を貸切ったため10人部屋を8人で使うといったラクラク、豪華な船旅の予定である。 「すとれちあ丸」の乗船手続をそろそろすませなくてはという時、時間になってもあと1名がまだこないばかりか連絡がとれない。一瞬、以前の三宅ツアーの時の不安がよぎった。というのも、夜9時集合を朝の9時と思い違いをして、楽しみにしていたイルカツアーに参加できなかった人が過去にいたのである。もうギリギリという時になおちゃんの携帯に連絡が入り、どうにか間にあうことで一同、安心。 船の中では、「PADIドルフィンスキンダイバーSPコース」取得のための参加者向けのイルカの生態や環境などの話を約1時間にわたり、学ぶ。その後、船内を散歩したりして、イルカの夢を見ながら早めに就寝した。朝、5時過ぎに船内放送で起こされ、三池港に下船。そこからダイビングサービス&ログハウスまで車で約20分。 ●限定ポイント「メガネ岩」で手つかずの海を堪能 約2時間の仮眠のあと朝食をとり、限定ポイント「メガネ岩」に向かう。年間でこの時期だけしか潜ることが許されないポイントだけあって、海の中は手付かず状態。ちょっと穴の中をのぞけばイセエビ団地になっていて、丸々と太ったイセエビが食ってくれー、と言わんばかりの表情(美味そう!)。新種のウミウシもいろいろで、みんなで海中宝探し。約40分超のファーストダイブを終え、安全停止後、浮上。この時、酔い止め薬「センパー」を飲み忘れたトンちゃん(石井さん)は、過労も手伝って船酔いというか波酔いをしてしまった。 この日の2本目はツアーのメインイベントであるイルカツアー。7月号の「ダイビングワールド」で大々的に紹介された「PADIドルフィンスキンダイバースペシャリティー」コースの海洋実習である。すでにプールトレーニングと行きの船の中での学習をした受講生5名の最後に挑む本領発揮のセクションだ。「野性のイルカと泳ぐ」のは、イルカのコロニーに我ら人間がおじゃますることになるので、イルカへの敬意と真摯な態度が求められる。「イルカと泳ぎたい」という我々の勝手な思いの実現のためには、少なくともイルカについての生態や性質を学んでから、というポリシーは必要かもしれない。 さてさて本題、そんな高鳴る思いを胸に、昼食後、ウエットスーツに着替える。しかし、トンちゃんが来ない。先ほどのダイビングでの酔いがまださめず、いまだ回復していなかったのである。いつもトンちゃんに対してちょっと強引なリーダーシップを発揮するなおちゃんが、「無理してでもせっかくここまで来たのだから、気合いを入れていこうよ!!!」と、いつもの調子でイルカツアーへいざなう。トンちゃんも「いやー・・・ちょっと無理だなー」と細い声で答えている。そんなキャッチボールをしばらくしたあと、「残念だけどちょっと無理みたい」とまこちゃんが結論を出した。何とかみんなでいきたかったが、これだけはどうしようもない。 ●いよいよイルカと遭遇だ 三宅島からイルカのコロニー(御蔵島)までは、中型漁船で約40分。いつもは10名以上乗合になっている船もラッキーなことに、チームエアーで貸切り。往路の船は、予想に反してとても穏やかな海面を進んだ。ドルフィンコースでは、船酔いが激しい人でもなかなか酔わないためのスペシャルテクニックが伝授される。 あっという間にイルカのコロニーに着き、船上からガイドが探していると「いるいる!群れている!」。そこですかさず、「みんなそろそろ準備して!」といいながら船長は船を操る。「来たぞ・・・・・いまだ!」「はーい、飛び込んで!」ドボーン。「ハイ、前、前。今度は後ろ!」。野性のイルカは触ってはいけないが、触れてしまうほど近い。(どーするんだ)としばらくパニックな状態が続いて、ぐるぐる回って遊んでくれたイルカが泳ぎ去った。「はーい!みんな船に上がって!」とコールされる。みんな船に上がるやいなや、「すぐ準備して〜エ。」船の縁(ヘリ)でタイミングを待ち、「今だ!」の合図でまたドボーン! 飛び込んだときの白い泡がなくなると同時にイルカの顔が目の前に現れる。すごい。そしてドルフィンコースでやったスペシャルスキルも、みんなそっちのけで、イルカを追う。参加者のべっちー(別所さん)は、昔からフリッパー(フィンだけつけてスピードを競う競技)の選手で足ひれをつけさせたら天下一品。しかし、今回はそれが裏目に出たようだ。イルカとスピードを競ってしまうのだ。人間では追いつけないイルカと対等に泳いでみるが、イルカが潜降したときは一緒にはついていけない。息が続かないのである。イルカと初めて遭遇する人は皆どうしようもなく興奮してしまうのである。そんなアタックを8回も繰り返し、イルカに別れを告げた。 ●大久保浜で幻想的なナイトダイビング 宿に戻り、おかみさんが残ったご飯をおにぎりにしてくれたのを食べて元気復活。2時間ほど休憩してから、本日の3本目、大久保浜へ向かった。ナイトは10年くらい全面禁止されたいたが、ダイビング組合と漁協との話し合いで2年前から毎年数日間だけ開放されることになったもの。イントラのタロウも毎年何度も三宅を潜って9年以上経つというが、ここでははじめてらしい。あたりが暗くなるのを待ち、潜水開始となった。エントリーポイントはやや強めの流れがあったが、問題なく全員が潜降できた。すでにトンちゃんも回復していたので、一緒に潜ることができたので良かったが、寒いのが特に嫌いなべっちーは、陸でみんなの番をする役目となった。三宅のナイトダイビングの場合、陸上での連絡要員がいないと潜れないというルールがある。べっちーさま様である。 さて、ナイトは予想どおりめちゃくちゃ楽しく、バスケットボールくらいのサザナミフグ、みっちゃん(横倉さん)が見つけたイカに見えないハナイカ、コバンザメ、1m級のヒラメなどなど、(詳しくはフォトギャラリーへ)、みんな興奮状態。というのもデジカメを男性陣が全員持っていたので、アングルにこだわって撮りまくり。潜水終了予定の時間もそろそろという頃、寒さも忘れたのか無視したのか、みんななかなか集まらない。水面に出るとたたきつけるような豪雨だった。みんなウエット状態なので関係ないものの、やはり寒く、そのまま村営の温泉に直行して暖まった。 宿に戻り、やっと楽しみな夕食の時間。今日取れたばかりのカツオとツムブリ、それぞれまるごと1本の刺身をはじめ、豪華な食事が用意された。乾杯〜い!ビールがうま〜い。まず最初にお寝むになったのがマッキ−。早々とログハウスにもどり、その後1人2人と部屋に帰っていった。これだけのメニューだから疲れるもの無理はない。 ●幻のポイント「三本岳」で潜った さて翌日は「海況次第、レベル次第」でしか行けない幻の上級ポイント「三本岳」(無人島)の予定である。部屋から海を見ると少し荒れているようにも見えたが、昨日の海運丸の船長から連絡がありOKとのこと。 「三本岳」は港からは約20分。潮の流れが複雑なのでタイミングがずれると、収拾が難しくなる。みんなうまく入水し、一斉に固まって潜降するようにした。その直後、いきなり大型のカンパチや岩場には2m級のオオセ(サメ)、特にデカかったのが、マダラエイ。シマアジの群れや80センチ以上あるクロダイ。メジロザメも大小あわせて5匹目撃したが、逃げ足も速い。ドリフトで潜ったあと浮上。水面はかなり荒れていた。そのぶん、エクジットの時間もかかり、ボートにあがった時はぐったりしている人も多かった。 その後、朝食をとり荷物をまとめてふたたび温泉へ。朝風呂はいいねと海を眺めながら露天風呂でのんびり。普段、日曜日は東京へ戻る客で込んでいるのだが、指定だったので最後までのんびりと温泉に浸かることができた。帰りの船内では、テレビにデジカメをつないで、撮った魚の画像を見ながらログ付けとなった。ホント、便利! デジタル時代の変化を感じるものである。 ツアーから戻って、日に日にイルカへの思いがつのり、再会がしたくなった。とべっちーが語っていた。 TOPへ戻る |
ドルフィンスキンダイバーSPダイバー認定式の模様〜。 
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ゲロゲロ状態でイルカツアーのみ断念、残念! |
| べっちー | みっちゃん | なおちゃん | マッキー | トンちゃん |
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ログ 1本目
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| 三宅島 メガネ岩 2000.6.17 IN時間9:42 OUT時間10:26 潜水時間41分、AVE深度11.1m、MAX深度15.6m、水温21℃、気温20℃、透明度15m クマノミ、キリンミノ、オトヒメエビ、シロウマウシ、コールマンウミウシ、イシガキフグ、アカエイ、ヒレナガカンパチ、イセエビ、モヨウモンガラドウシ、テングダイ 、キリンミノ |
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ログ 2本目
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| 三宅島 大久保浜/ナイトダイビング 2000.6.17 IN時間18:57 OUT時間19:39 潜水時間39分、AVE深度9.7m、MAX深度14.1m、水温20℃、気温18℃、透明度10m ヒラメ、アカエソ、ブダイ、ヨウジウオ、アカエイ、サザナミフグ、スジコバン、モクズショイ、ハナイカ、ヤドカリ、シマウミスズメ |
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ログ 3本目
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| 三宅島 三本岳 2000.6.18 IN時間6:33 OUT時間7:14 潜水時間38分、AVE深度14.0m、MAX深度20.7m、水温20℃、気温19℃、透明度25m テングダイ、イシダイ、ヒレナガカンパチ、シマアジ、オオセ、ワカウツボ、マダラエイ、オニカサゴ、カガミチョウチョウウオ、ミナミゴンベ |